矯正でどこまで下がる?口元の下げ幅を決める3つの基準
矯正で口元はどれくらい変わる?
「矯正でどのくらい口元を下げられるのか?」
「口ゴボを改善して小顔に見せたいけれど、どれくらい変わるのか分からない…」
芸能人のような美しい横顔やEラインを目指す人にとって、口元の下げ幅は最も気になるポイントのひとつです。
しかし、矯正治療は単純に「好きなだけ下げられる」というものではありません。
実際には、
- 下顎の角度や位置
- Eラインとのバランス
- 医師のセンスと患者の希望
この3つを基準にして、どこまで下げるかが決まります。
ここでは、口元の下げ幅を考えるうえで重要な基準と、調整の具体的な方法を解説します。
口元の「下げ幅」を決める3つの重要基準
基準① 下顎の位置・角度(IMPA)
下顎の歯の角度は90〜95度が理想範囲とされます。
角度が2〜3度ずれるだけで、下げ幅が数ミリ単位で変わるため、非常に繊細なポイントです。
過度に倒し込み、85度以下になると不自然で、歯や歯茎への負担も大きくなるため避けるべきです。
基準② Eライン(エステティックライン)
鼻先と顎を結んだラインに、唇が軽く触れるか、わずかに内側に収まるのが理想とされます。
前歯や口元をEラインに近づけることで、横顔の美しさや小顔効果が得られやすくなります。
基準③ 医師のセンスと患者のニーズ
「もっと下げたい」「自然に見える程度でいい」など、患者の希望はさまざまです。
その希望を尊重しつつ、顔全体のバランスと医師の経験的判断(センス)によって微調整されます。
ただし極端に下げたい希望などは、骨格的な限界やリスクを説明した上で治療方針を決める必要があります。
どうやって調整する?口元を下げる具体的な方法
抜歯矯正でスペースを作る
歯を抜いてできたスペースを利用し、前歯や口元を後方へ移動させる方法です。
もっとも一般的で、確実に口元を下げることができます。
歯の「倒し込み」を利用する
単純に歯を後ろへ動かすだけでなく、歯を傾斜させる(倒す)ことでさらに後退させることが可能です。
移動よりも繊細なコントロールが必要ですが、下げ幅を広げるためのテクニックです。
奥歯の位置を調整する
通常は奥歯を固定して前歯を下げますが、逆に奥歯を前方へ移動させることで、前歯の下がりすぎを防ぐ方法もあります。
「Eラインにしたいけど、あまり口元を引っ込めすぎたくない」という希望にも対応できます。
やりすぎはNG!「下げすぎ」「下げなさすぎ」の注意点
下げすぎた場合のリスク
- 不自然な横顔になる
唇が必要以上に内側に入り込み、バランスを欠いた横顔に見えることがあります。 - 歯や骨への負担
歯が骨からはみ出すように倒れてしまうと、歯根吸収や歯茎の退縮を招くリスクが高まります。 - 機能面の不具合
噛み合わせが不安定になり、咀嚼効率や発音に影響が出ることもあります。
下げなさすぎた場合のリスク
- 口ゴボ感が残る
せっかく矯正してもEラインに沿わず、口元が出た印象のままになることがあります。 - 審美的な不満足
小顔効果が感じられず、「もっと下がると思ったのに…」という不満につながるケースも。
理想の仕上がりはこう決まる!症例のイメージ
口元の下げ幅を決める際は、下顎角度・Eライン・ニーズの3つを満たすように調整します。
例えば、抜歯矯正によって十分なスペースを作り、下顎の角度を90〜95度に整えたケースでは、
- 口元がEラインに収まり、横顔が美しくなる
- 歯が理想的な角度に立ち、噛み合わせも安定する
- 患者の「しっかり下げたい」という希望を反映できる
という結果が得られます。
逆に「下げすぎたくない」という希望がある場合は、奥歯を前方に動かすなどの方法で下げ幅を調整し、自然で調和の取れた仕上がりに導きます。
後悔しないために。患者さんがやるべきこと
希望を明確に伝える
「しっかり下げたい」「自然に見える程度でよい」など、自分の理想像を具体的に伝えることが重要です。
医師に基準を確認する
下げ幅をどう判断しているか(下顎角度・Eラインなど)、事前に説明を受けましょう。
仕上がりのすり合わせ
シミュレーションや症例写真を見ながら、医師とゴールイメージを共有しておくと安心です。
まとめ:理想の横顔を手に入れるために
歯列矯正による口元の下げ幅は、
- 下顎の位置・角度(IMPA)
- Eライン
- 医師のセンスと患者の希望
この3つの基準で決まります。
下げすぎは不自然な横顔や機能不全を招くリスクがあり、
下げなさすぎは口ゴボ感や不満足につながる可能性があります。
重要なのは、自分の希望をきちんと伝え、医師と仕上がりイメージを共有すること。
そうすることで、自然で美しい横顔と満足度の高い結果を得やすくなります。
参考元(参考動画)
本記事は以下のYouTube動画を参考・引用元として作成しています。
矯正でどこまで下がる?口元の下げ幅を決める3つの基準【審美歯科 歯列矯正 歯並び Eライン 口ゴボ】東京の歯医者3選
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※1 参照元:アニバーサリーデンタルギンザ公式Instagram(https://www.instagram.com/faithdental_anniversarydental/)、2014年10月~2024年12月の実績
※2 参照元:ピュアリオ歯科・矯正歯科公式HP(https://purerio.tokyo/)、インビザライン・ジャパン合同会社よりブラックダイヤモンドプロバイダーと認定(2023年)。
※3 参照元:ホワイトエッセンス公式HP(https://www.whiteessence.com/clinic/tokyo/)、2024年10月調査時点
