矯正で顔がこけるのはどの歯を抜いたとき?抜歯矯正と頬コケ・親知らず抜歯後の腫れを解説
「矯正で抜歯をすると顔がこける」...そんな噂を耳にして不安に感じていませんか?
芸能人のようなシャープな顔立ちを目指したい方にとって、口元が整うのは嬉しいけれど「頬がこけて老けて見えるのでは?」という心配は大きなポイントです。
特に親知らずの抜歯に関しては「抜いたら頬が痩せる」といった都市伝説のような話も流れています。しかし実際には、抜く歯の部位や処置方法によって結果は大きく異なります。
本記事では、矯正治療における抜歯と頬コケの関係、さらに親知らずを抜いた後に顔が腫れる原因についてわかりやすく解説していきます。
抜歯と頬コケの関係
親知らずを抜いても頬コケはしない
まず結論から言うと、親知らずを抜いたことで頬がこけることは基本的にありません。
親知らず(8番)は咬合や頬のボリュームに大きな役割を持たないため、抜いても顔が痩せたように見えることはほとんどないのです。
過去に広まった“都市伝説”
かつて一部で「奥歯を抜くと顔が細くなる」「モデルのようにシャープになる」という説が流行したことがありました。これは、4番や5番の小臼歯まで抜歯した場合に「口元が下がり、頬の印象が変わる」ことから派生した考えです。
ただしこれは極端な例であり、親知らずを抜いた程度で頬がこけることはありません。
本当に頬コケが起こり得る場合
頬コケのリスクがあるのは、4番・5番といった前から数えて中間の歯を抜くケースです。
これらの歯は口元や輪郭に影響しやすいため、抜歯矯正でスペースを作って口元を下げると、場合によっては頬がややスッキリ見えることがあります。
しかしこれは「不健康に痩せる」わけではなく、口元の突出感が改善された結果、顔立ちが引き締まって見えるというポジティブな変化であることが多いのです。
親知らずを抜いた後に腫れる原因
親知らずを抜いた後、「すごく腫れる人」と「ほとんど腫れない人」がいます。この違いはなぜ生まれるのでしょうか?
腫れやすいケースと腫れにくいケース
- 腫れやすいケース(閉鎖創)
親知らずを抜いた後に傷口を縫合して閉じた場合。出口がないため、炎症反応によって出てきた血液や免疫細胞が内部に溜まりやすく、頬が大きく腫れる。
- 腫れにくいケース(開放創)
抜いた後の傷口を閉じずに開放したままの場合。血液や体液が外に排出されやすいため、内部に圧が溜まらず腫れにくい。
腫れの仕組み
抜歯によって組織が損傷すると、体は修復のために血管を拡張させます。血液や免疫細胞が一気に集まり、さらに浸透圧の変化で水分が引き寄せられて傷口周辺に溜まります。これが「腫れ」として現れる仕組みです。
埋まっている親知らずを抜く場合は、骨を削ったり組織を大きく損傷する必要があるため、どうしても腫れやすくなります。これは「歯医者の腕」というよりも、処置の難易度や抜歯の性質によるところが大きいといえます。
第3章 矯正治療と親知らず抜歯の関係
親知らずを抜く3つの目的
矯正治療において、親知らずの抜歯が行われる理由は大きく分けて以下の3つです。
- 歯並び改善の妨げを防ぐため
親知らずが残っていると奥歯を後ろに動かすスペースが確保できず、矯正治療がスムーズに進まないことがあります。
- 将来のトラブルを予防するため
親知らずは虫歯や歯周病のリスクが高く、炎症や腫れを繰り返しやすい歯です。矯正治療の有無にかかわらず、予防的に抜くケースがあります。
- 口元を下げるためのスペース確保
芸能人のようにすっきりした横顔を目指す場合、親知らずを抜くことで奥歯をさらに後方へ移動させられるスペースを作ることができます。小臼歯(4番など)を抜いた矯正と組み合わせれば、より大きな口元の改善が可能です。
親知らず抜歯の応用
親知らずを抜歯し、さらに小臼歯を抜いてアンカースクリューやスプリングを併用すると、奥歯を効果的に後退させることができます。
ただし、親知らずの抜歯自体は「顔がこける原因」にはならず、あくまでスペース確保や予防処置の一環です。
矯正で顔がこけるのを防ぐには
抜歯部位の選び方がカギ
「矯正で顔がこけるのでは?」という不安の多くは、どの歯を抜くかに関わっています。
- 親知らず(8番):抜いても頬がこけることはない
- 小臼歯(4番・5番):抜歯すると口元が下がり、横顔がすっきりする一方で、頬の印象がシャープになることもある
つまり、顔がこけるかどうかは「抜歯部位の選定」に大きく左右されます。
腫れは一時的な炎症反応
親知らずを抜いた直後に顔が腫れることがありますが、これは炎症反応による一時的なもの。
時間が経てば落ち着き、長期的に「顔が痩せる」わけではありません。
防ぐためのポイント
- 事前のカウンセリングで顔立ちの変化を確認する
シミュレーション(セットアップモデル)を活用して、抜歯後にどのような口元や横顔になるかを把握しておくと安心です。
- 経験豊富な矯正歯科で診断を受ける
「頬がこけないようにしたい」「横顔をすっきり見せたい」といった希望を伝え、最適な治療方針を提案してもらいましょう。
まとめ
- 親知らずを抜いても頬がこけることはない
親知らずは顔の輪郭や頬のボリュームに大きな影響を与えないため、抜歯によって「顔が痩せる」「老けて見える」といった変化は基本的に起こりません。
- 頬コケが起こるのは小臼歯を抜いた場合
4番や5番の小臼歯を抜歯して口元を後退させると、輪郭がシャープになり頬がすっきり見えることがあります。これは「不健康な痩せ方」ではなく、多くの場合は顔立ちが整って見えるポジティブな変化です。
- 親知らず抜歯後の腫れは一時的
腫れは炎症反応による自然な現象で、時間とともに治まります。長期的に顔がこけるわけではありません。
- 矯正で顔がこけるのを防ぐには
抜歯部位の選定と治療設計が大切です。事前にシミュレーションを確認し、希望する顔立ちや口元の仕上がりを歯科医師に伝えることが安心につながります。
芸能人のような美しい歯並びやシャープな横顔を目指すためには、「どの歯を抜くのか」「どんな仕上がりを希望するのか」 を正しく理解し、経験豊富な矯正歯科で診断を受けることが成功のカギとなります。
参考元(参考動画)
本記事は以下のYouTube動画を参考・引用元として作成しています。
どの歯を抜くと頬コケする?親知らずや奥歯・手前の歯など抜歯矯正と頬コケ、抜歯後に顔が腫れる原因を解説します【審美歯科 歯列矯正 歯並び】東京の歯医者3選
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※1 参照元:アニバーサリーデンタルギンザ公式Instagram(https://www.instagram.com/faithdental_anniversarydental/)、2014年10月~2024年12月の実績
※2 参照元:ピュアリオ歯科・矯正歯科公式HP(https://purerio.tokyo/)、インビザライン・ジャパン合同会社よりブラックダイヤモンドプロバイダーと認定(2023年)。
※3 参照元:ホワイトエッセンス公式HP(https://www.whiteessence.com/clinic/tokyo/)、2024年10月調査時点
